災害大国になりつつある日本。毎年のようにどこかで何らかの災害が発生しています。
その中の1つ、台風(接近)による災害も、年々増しています。
目の前に、災害が迫った時、私たちには、自分には、何ができるのでしょうか。
風災、水災、浸水、停電、断水など、重なる二次災害。
どんな形で、襲ってくるのかわかりませんが、想定外が、想定内に達してきている感覚を受け止めざるを得ません。
ただただ、無事を祈るとともに、復興を願うばかりです。
本日は、台風災害での、日常+非常時における、まず目の前のできることを、実際に行ったことも含め、考えてみたいと思います。
※地域によって、大きな差が発生することもありますので、あくまでも一般的にとどめていただきたい範囲内の内容です。
記事の内容
本記事では、台風災害に備えて、自宅において、すぐにできる対策あれこれをまとめています。
もくじ
台風災害に備えて自宅でできる対策は?
できること
自分の命、家族や周囲、家そのものを、可能な限り守れるのは自分の備え次第!
だから、できることをやろう!
台風災害の特徴としては、地震と違い、数日前もしくは、1週間程度前に、天気予報で確認できることですね。
予報が出されているということは、備える準備期間があるということ。
特に最近では、テレビやネットニュースなどでも、事前準備を促す報道などが重視されています。
私自身は東北大震災以来、防災備蓄や、非常用持ち出し袋などを、用意するようになりました。
家を建ててからは、賃貸に住んでいた頃とは、また違った意味で、自主防災に取り組んでいます。
でもさぁ…
それでもなお、どこか自分は(自分の地域は)大丈夫、大丈夫だろう、などど考えてしまいがちだったりしませんか。
たしかにそうかもしれません
正直、どこまでやっておいても、心配はつきませんし、それが本当にいざという時に、使えるのかは、わかりません。
災害の種類や程度により、被害はやはり、予測不可能なわけです。
でも、だからと言って、何も対策しないのは、それではだめですよね。
※現段階での仮設定:2階戸建て、オール電化住宅ですが、住宅形態問わず、共通して応用できる部分もあるのではないかと思います。
水の確保
まず、第一に必要な備えは、当たり前のことですが、水の確保ではないでしょうか。
停電や、断水前にやっておきたいこと。
飲料水:常温のもの
- ペットボトルの水を購入・備蓄しておく
飲料水:温かいお湯
- ポットのお湯は使ったら、常に満タンで沸かしておく
- 水筒類に沸かしたお湯を入れておく
- 急須などにも
- 卓上ガスコンロ、ガスボンベの用意
生活用水
- 浴槽に水をためる
- 空のペットボトルなどに水道水を入れておく
- 他にためられそうな容器にも入れておく
- なべ、やかんなども使える
- エコキュートなどの設備がある場合、断水時に非常用水として使える
衛生面
衛生面も大事ですね。
- 意外と遠まわしにしてしまいがちな口の中の衛生、食べたら、すぐに歯を磨いておく
- 体の衛生、シャワーや入浴を、安全なうちに済ませておく
- こまめにトイレに行っておく
- 非常用トイレの用意、ゴミ袋の用意、トイレットペーパー
- 生理用ナプキン、尿パッドなどの用意
- オムツ(子供~介護の必要な方)
- アルコールティッシュを利用
- 体拭き用のペーパーを利用
電気
できる範囲で備えを。
明るさの確保
- 乾電池
- 懐中電灯
- LEDランプ、ランタン(置き型、吊下げ型、周囲を広く照らしてくれるもの)
- ソーラー式も併用したい
充電しておくもの
- スマホ(省エネモードなどに切り替える、画面を暗くするなど)
- パソコン
- モバイルバッテリーを充電
電気が使えるうちに
- 洗濯(~乾燥)を済ませておく(汚れものを放置しない)
- 保冷剤は1年中、冷凍庫に入れておくと便利
食料
普段から防災用に、備蓄食品を用意しておく。
数日前~直前
- 買い物ストック(まだ安全に外出できる段階に)パンや缶詰、その他カップラーメンなど
停電前
- 冷蔵庫の見直しと、停電後にできずらくなることをやっておく
- カップラーメンなどインスタントでも、体を温める食事を済ませておく
- 冷凍保存や生もの(そのままでは、食べれないもの、停電が続いたら腐ってしまうもの)が残っている場合は、調理を済ませておく
- 生卵をゆで卵にしておく
- レトルトものを温めておく
停電したら
復帰の見込みによりけり。
- 溶ける前に氷は出す、腐りそうなもの、カビ発生の対応、保冷剤、保冷バッグの活用
- 傷みそうなもので生食可なものから、食べてしまう(ハム、チーズ、ヨーグルト、納豆、豆腐など)
- 冷蔵庫に残っているものから上手に
- 数日~5日間位で備蓄食に手をつける
家と家財を守る
家
- 家の外回りで、飛ばされてしまいそうなもの
家の中に入れられるものは入れる
外壁の内側に移動、くくりつけて、ひもでしばるなど - 窓ガラスを守る、雨戸があれば閉める
- カーテンを閉める(内側からのガラスの飛び散りを防ぐ)
家財など
浸水に備えて。
- 身近なものはまず、濡れないように対策
- 家具・家電などで、2階に移動できるものは、2階へ運ぶ、
パソコンなども - 畳を高い位置にあげる
- 布団など
- 紙もので、重要なものも濡れないように
現金、通帳
契約書
その他重要書類
写真なども
避難時の準備の確認
ハザードマップや避難所の確認
事前に確認しておく。
- 明るい時間帯に避難、動ける状況で避難
- どのタイミングで避難すべきか、決断するタイミングを決めておく
- どこへ避難するべきか
- 情報を得る手段の確認
持ちもの
レインコート、ヘルメット、手袋、靴、マスク(避難する時の服装)を準備する。
- 防災用リュックなどの、中身の確認(気温による)
タオル
着替え(暑さ対策か、寒さ対策か)
500mlのペットボトル1本
最低限の食料
普段飲んでいる薬など
ホッカイロ
懐中電灯
スマホなど
その他
- ガソリンの給油
まとめ
自分の身は自分で守る。出来る備えは、自分で。
最低限の備えは、たとえ最低限でも、安心材料につながります。
- 台風災害においては、備える準備期間があるということ
- 日常+非常時における、まず目の前のできることを考える
- 自宅において、すぐにできる対策は、すぐにでもとりかかろう
補足:火災保険の見直し(内容など)をしておきましょう。
以上、「すぐにできる!台風災害に備えて自宅でできる対策は?」でした。
安心・安全性をとりいれた、快適ライフをお過ごしください。