我が家も、築5年程になり、生活の環境が変化しそうなこともあり、思い切って、畳の表替えをしようと決めたのですが。
結果的に今回は、見送ることに。
「やっても、また同じようになるよ(カビが生えるよ)」と業者さん
「え~!!なんでぇ?」
「どうしたら良いのよ~?」
以前、2度程、カビが生えてしまったので、それから、どうにも気になっていました。
その時のことは、こちらの記事に詳しく書いています→断捨離的お掃除中、イレギュラー事態発生、和室のたたみにカビ!?を発見
本日は、見積もりにきていただいた、業者さんの方に、少しだけ教わったこと、見送ることになった理由などを、お伝えしたいと思います。
もう少し見送ることになった理由
- 表面的には傷んではいない、きれいなのでまだもったいない
- カビてしまっても、適切に除去すれば、大丈夫なのだそう
私の場合は、マイペットで拭いてしまったのですが、薬局で売っている消毒用エタノールなどがきくらしいです。(実際に行う場合は、よく調べてみてください) - 畳表でとどまらず、裏や下にまで広がってしまっているのでは?
業者さんが一応ひっくり返してくれ、ざっと確認したところ、1か所、カビの残りらしきものがあり、そこだけ拭き取りました。
畳床も大丈夫そうです。 - 今の状態が、落ち着いてきている状態(なのだそう)
- 同じ環境下になれば、また同じようにカビは生える
湿気、温度、床下の状態など
畳表(たたみおもて)について
い草
たたみは生きている!
- 畳(い草)は生きているんです、ねぎに例えるとわかりすいです
最初のうちは水分を含んでいるから、青い(緑)、乾燥が進んで水分がなくなってくると、焼けて、茶色くなっていく。
古くなるというより、状態が安定していくという感じです。 - 畳が新しいと、水分を含んでいるのでかえってカビは生えやすい
「なんで新しいのにカビが生えちゃうのぉ?」って悩んでいましたが、結構あり得ることなのです。 - 「新築」の家でも、カビは生える
新素材の畳
今では、畳にも和紙や樹脂製などの新素材があるようです。
カラーも豊富で、びっくり。お洒落な空間づくりができそうです。
特に樹脂製のものは、感触などは、違ってくるかもしれませんが、い草に比べて、カビ・ダニがほとんど発生しにくい、水拭きが可能、という点では、お手入れのしやすさが最大のメリット。
小さなお子様や、介護などに、向いているかもしれません。
ただし、あのい草の良い香りは、ついてきません。
私の場合、新しい畳に変えた=い草の良い香り♪がするイメージ。なので悩むところです。
気を付けたいこと、表替えはどの時期が良いか
- 今後は、晴れた日は、より風を通す(窓を開ける)、日を当てる
- 冷房をかける
- あまり、ひどく続くなら、床下の状態も調べる必要性も
- 畳の表替えは、乾燥に向かっていく時期(季節)が良いそう
例えば秋口あたりが適している(秋から冬にかけて乾燥が続く為)。
今、4月ですと、これから梅雨を迎えるので、あまり良くないかもしれません。 - 大型連休などの前は、込み合うので、通常時期にゆとりをもって依頼するのがおすすめ
お盆前、年の暮れは特に込み合うそうです。
まとめ
とりあえず、放置状態の不安が、解消されたことで、ほっとしました。
今回は、2つの業者さんに見積もり依頼のお電話をしたところ、2社ともに同じことを言われたので(実際に来ていただいたのは1社)納得しました。
他にも、教わったこと
- カビてしまったとしても、畳がそれだけ湿気をすってくれて、他の場所(壁やその他)がカビるのを、防いでくれている(という捉え方も)
- 部屋や家全体の環境も影響するということ
いつもそうなんですけど、何のことでもそう。
悩んでいても、進みません。何かしらの行動をとると良いですね。
電話で聞くなり、相談するなり、お店とかで、ちょこっと聞くなり。
親身に教えてくれる方もいますし、参考程度でも、聞いてムダはないですね。
良い経験になりました。
と、こんな感じで、今回の表替えはやめることにしました。
以上、「畳の表替えをしてもまたカビる?新しい畳(い草)の方がカビが生えやすい?」でした。