家づくりの最も重要なポイントのひとつ。「間取り」。
中でも、LDKは住まいの中心部分となりますね。
L:リビング
D:ダイニング
K:キッチン
今回は、LDKのD、「ダイニング収納」について考えてみます。
ダイニングに置きたいもの
まずは、ダイニングに置きたいもの(置く必要性のありそうなもの)をあげてみます。(ご家庭により、必要性のないものもありますが、ご参考まで)
ものの「量」の把握
家電
- パソコン
- ネット環境
- プリンター
- 電話やFAX
- 扇風機や石油ファンヒーターなどの冷暖房機器
日用品・雑貨
- 文房具
- コピー用紙
- ティッシュ
- 主婦・家事グッズなど
- ゴミ箱
- 常備薬
- 健康管理(体温計、血圧計など)
本・書類など
- 雑誌・本など
- 書類関係(家計管理・家族の書類など)
- 取扱説明書
- とりあえずの郵便物や書類入れなど(できるだけ短期間でさばく)
- 診察券など
その他分類
- 家族共有のもの
- 来客用のもの
ダイニング収納家具
収納する、ものの「頻度」「場所」
- 対面式キッチンの場合、カウンター側(カウンター下)収納
ダイニングやリビング側ともなります
カウンターテーブルとする使い方など、収納以外にも使い方は様々 - キャビネット
- カウンターキャビネット(高さの低い家具)
- 壁面収納でより統一化
- 設計に組み込んだ収納スペースや棚
- 家具のタイプ
置き家具
システム収納
造作(ぞうさく)家具
こちらの記事に詳しく書いています→収納(家具)は3つのタイプで考える
ダイニング収納のコツ
家族が多目的に使う場所であり、繁雑にもなりやすい場所。最初から家族間での話し合いや、元に戻す場所など、ルールを決めておくことをおすすめします。(そして、時には見直しあうことも必要)
- 食事をする
- ティータイム
- 家計管理をする
- 郵便物の整理
- お子様の宿題
- パソコンを使う
- 共有のものを入れる収納スペースの確保(目的や種類別に)
- 余裕があれば、個々の引出を決めたり、棚の中でスペースを分ける
- 来客用スペースとしても
こちらの記事もご参考にどうぞ→見せる収納、隠す収納、あなたはどちら派?
まとめ
家族や来客用などに、多目的に使うダイニング。
出しっぱなし、置きっぱなしを、なるべく防げるよう、収納計画を工夫して。
理想は、ダイニングテーブルの上はいつもすっきりとした、使いやすい状態でしょうか。(なかなか、そうはいきませんが、せめて1日の終わり位?(笑))お花やテーブルコーディネートを楽しめる空間にもしたいものですね。
とくに新築時は、設計段階からの、綿密な計画をおすすめします。
依頼先の担当者と、できるだけ詳しく相談することが重要です。
何を、どれだけ、置くのか(収納したいか)という、ものの「量」
使用(収納)する、ものの「頻度」「場所」
その為に必要かつ適した「幅」「奥行」「高さ」など
住んでみて、実際使ってみないと、わからないこと、後から気づくこともありますが、「最初から」の方が、キレイにまとまるのではないかと思います。
使いやすく、しまいやすい、素敵なダイニングなら、日常も、ココロもすっきりし、笑顔が広がりそうですね♪
以上、「間取りを考える:ダイニング収納」でした。