はじめに

住宅展示場に行ってみよう♪活用編

家づくりを成功させるポイント「おうちをどこで建てるか」。「依頼先選び」は、言うまでもなく重要なポイントですね。

今回は、住宅展示場活用編です。その活用法など、もう少し詳しくお話してみたいと思います。

はじめて編は、こちらの記事に詳しく書いてます→住宅展示場に行ってみよう♪はじめて編

見学する際のポイント(視点)

カタログではわかりにくいことを現物で確認・体感できることは大きなメリットです。

はじめのうちは、見るだけでも精一杯かもしれませんが、住宅展示場を有効に活用する為には、どう見るか、何を重要視するか、どこを重点的に見るか、など、具体的なことに視点をおく、または視点を変えてみることもポイントですね。慣れていくうちに自然と「見方」「見え方」が徐々に変化していくことでしょう。

ポイントをおさえつつ、お勉強もしつつ、教えてもらいながら、進めていかれると良いでしょう。

では、具体的なポイントをいくつかあげてみます。

全体的な部分:

  • イメージ(外観・内装ともに、デザイン、テイストが自分のイメージや好みに合うか)
  • 構造・工法を知る
  • 各社で得意とするデザインがある(特徴)
  • 基礎から、床・壁・天井、屋根まで、その構造・内部構造などをカットモデルで確認

より内部的な部分:

  • 間取り、収納のアイデアを収集
  • キッチンなど、実際の動きを想定して、動線(どうせん)を確かめる
  • 納まり(おさまり)を確認、部材同士の取り付け具合や、全体の仕上がり具合
  • 広さを確認、このスペースで何帖か
  • 安全、快適、バリアフリー
  • 内装や設備はどんなものを選べるか。一般的なメーカー、オリジナルのものもあります
  • その他、材料など、品質を確認(床材・壁紙・窓やサッシ・建具など)
  • 自然素材・むく材の取り入れ

その他の部分:

  • 予算の確認・検討
  • 土地探しの相談
  • 住宅ローン相談
  • 保証制度の確認(アフターサービス・点検など)
  • カタログなどの、より詳しい資料を収集
  • キャンペーンのチェック

など、色々な活用や情報収集が期待出来そうです。

信頼できる営業担当者を見つける

これは、納得できる家づくりをしていく上で、重要な部分です。

見つけるとなると、難しそうですが、例えば、どんなに一流のハウスメーカーでも、相性の合わない担当者とこれから、ずっとお付き合いするのは嫌なものです。

良し悪しはともかく、判断材料をあげてみます。

印象は?:

  • 第一印象
  • 接客態度・言葉づかい
  • 質問に対して的確・丁寧に答えてくれるか
  • その場でわからない点があっても、その後の迅速な対応等、その姿勢
  • トラブルが起きた時、柔軟に対応してくれそうか

悪いイメージ:

  • テキトー?と思われる、めんどうくさそうな、答え方をしていないか
  • あからさまに他社をけなす
  • 相手によって態度が変わる
  • 予算が合わないと知ったら、態度が変わった

知識・経験・的確さ、熱意が感じられる?:

  • 自分の思いに対して、真剣に考えてくれそうか
  • 希望に対して、できる・できないを明確化、理由、根拠
  • 知識や経験が豊富で、色んなアイデア・アドバイスを提案してくれそう
  • 資格(建築士・インテリアコーディネーターなど)

その他:

  • 追客は迷惑でも、なんのフォローがないのも考えもの
  • 担当者のみではなく、上司、部下、チームワークもそれとなくチェック

それだけが、依頼先選びの決定打とはならないでしょうが、自分に合った営業担当者、信頼できる担当者を見つけたいですね。

一流のハウスメーカーVSローコスト住宅

いわゆる、一流のハウスメーカーVSローコスト住宅。

一流メーカー =良い家
ローコスト住宅=悪い家

とも言い切れません。

では、そのものさしは?

工法・デザイン性・耐久性・材料・好み、などはさることながら、(もちろんのことですが、単にそれだけではない)家の良し悪しは総合判断で。

  • 先程の営業担当者の提案力
  • 設計(間取り)
  • 設備
  • 現場の大工さんの腕
  • 現場でのミスやトラブル
  • 維持費やメンテナンス費用など、将来的なことも
  • 膨大な広告宣伝費も価格に含まれているのも忘れてはならない事実

なども、大きくかかわってきます。

一流のハウスメーカーだから安心!と思っていても、違う色のトイレがついていた!なんてことは普通にありえます(笑)

とは言え、CMを見かけると、そのブランド力、宣伝効果、イメージ戦略はすばらしいです。今でもあこがれる私ですが(笑)予算に限りなくゆとりがあれば、理想とするブランド重視もありですね。

活用される際の注意点

住宅展示場を活用される際の注意点をまとめてみました。

  • 単なる冷やかし、粗品目当てに行くのは控えましょう
    まったくの住宅購入予定がない場合、行ってみようとは、思わないのかもしれませんが、「参考程度」の必要性もない場合は、考えたいところです
  • しごととはいえ、相手も人間です。こちら側も、教えてもらう姿勢、謙虚な姿勢、教えてもらったら「ありがとう」という気持ちも忘れずに
    あまりないかと思いますが、「こちらは客だ」のような横柄な態度は好ましくないですよね
    「一期一会」(いちごいちえ)の出会いも大切にしたいものです

その他とまとめ

その他:

依頼先は、ハウスメーカーに限らず、工務店などもあります。情報収集は幅広く。

同じハウスメーカーでも展示場によって違うタイプの建物も見ることが出来ます、行けそうな範囲でしたら、少し足を運んでみても良いかもしれません。

予算の検討、土地探しも同時進行で。

家づくりのプロがたくさんいるはずです、どちらにしても、その道のプロに聞くのが、夢への近道かもしれません。

以上、「住宅展示場に行ってみよう♪活用編」でした。

 

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